一般財団法人 日本児童教育振興財団 ようこそ日本児童教育振興財団ホームページへ

文字サイズ

家庭・社会教育振興

目的・方針

  • 「自ら学び、自ら考える力」や豊かな人間性をはぐくむ教育のためには、学校教育のみならず家庭教育、社会教育の充実が欠かせません。そのための事業と活動に対して助成を行っています。

事業内容

(A)「入学おめでとう大会2024」運営助成
入学準備の心得や交通安全指導などを行う「入学おめでとう大会2024」は、新型コロナウイルス感染状況を見極めながら各地で開催する予定であるが、オンラインによる配信も検討している。本年度もその実施に際して協賛・助成を行う。
(B)小学校で配布する「2024年度入学の心得 もうすぐ一年生」の制作・頒布助成
2024年度入学児と親のための新入学ガイドブックである「2024年度入学の心得 もうすぐ一年生」を制作し、配布する。小学校生活の過ごし方、健康への配慮、必要な学用品の紹介など、新入学児を持つ親が知りたい内容をコンパクトにまとめたB5版オールカラー28ページの冊子である。
(C)「ミュージック・シェアリング」への活動助成
これは、バイオリニストの五嶋みどりさんが理事長を務める認定NPO法人「ミュージック・シェアリング」が、1992年から音楽や音楽家との交流を望みながらも、様々な事情でコンサートホールへ足を運ぶ機会の少ない子どもたちのために、五嶋さんをはじめとする「ミュージック・シェアリング」の国内外のアーティストたちが、全国の小学校や特別支援学校、子ども病院を訪れ、音楽を通じた交流を行ってきた活動である。本年度は新たな活動の場として、生の鑑賞機会に恵まれない地方や離島・へき地が加わる予定だが、以下の2つの活動を中心に展開する予定である。
  • 「訪問プログラム2023」五嶋みどりさんをはじめとする演奏家たちが訪れるのは、全国の特別支援学校や病院、矯正施設、夜間学校、高齢者施設など18施設を予定している。
  • 「楽器指導支援プログラム2023」これは音楽教室や学生オーケストラに入る機会の少ない障害児たちのために、様々な楽器の講師を特別支援学校に派遣して子どもたちに継続的な演奏指導を行う活動である。障害のある子どもたちが心ゆくまで音楽を楽しみ、新たな自己表現を得ることを目的にしている。本年度は神奈川県、大阪府を中心に特別支援学校、養護学校、発達支援センターなど12施設の訪問を予定している。
(D)「レクリエーションリーダーの養成」と「自然体験プログラムの開発と提供」へ助成
キャンプやレクリエーション活動において、高い技術と熱意を持ったボランティアリーダーを育成するため、子どもたちやリーダーたちに文化活動や自然体験活動を体験させることに携わるリーダーズクラブの運営助成である。当財団と1981年に設立され、さまざまな事業やイベントの企画・運営・実施を行っている小学館レクリエーションリーダーズクラブとの共催である。
今年度の計画は、少年部(小4〜高3)と青年部(大学生から社会人)の定例研修の実施、さらには実践活動等の訓練。またキャンプ・レクレーション・文化活動・地域活動の企画・運営・実践を行う。なお、併せて実施される「自然体験プログラムの提供(自然体験キャンプ・教室)」の実施についても助成する。
(E)「子ども文化活動」へ助成
各自治体が主催する「レクリエーション」「リーダー養成」「自然体験活動」の指導を通して、子どもたちの未来を生きる力に役立つ遊びや指導の普及を目的とした、子どもの文化活動を行う小学館集英社プロダクションへの助成である。
(F)「虫の詩人の館(ファーブル昆虫館)」の運営助成
『昆虫記』の作者として日本でも親しまれているフランスの昆虫学者ファーブルの生家を復元し、関係資料を整えるとともに、児童・生徒を対象に昆虫観察採集会を開催したり、近隣公園緑地の昆虫調査や環境保全活動などを推進している、NPO法人「日本アンリ・ファーブル会」のファーブル昆虫館「虫の詩人の館」の運営に助成する。
また、ファーブル生誕200周年にあたり、本年は3月から5月末まで東京都稲城市で行われた記念展「体感するファーブル昆虫展」での企画、展示内容の監修、昆虫標本の貸出、ファーブルの遺品貸出などを実施することに対しても助成する。
(G)『週刊読書人』『図書新聞』アーカイブ構築事業
昨年度に続く助成である。60年超もの長い歴史のある二大書評紙の創刊号から現在まで、これまで積みあげてきたリソースである紙面をすべて電子化(PDF)し、掲載することにより、WEB上であまねく記事を検索・閲覧できるシステムを構築する事業で、その業務・運営に対する助成となる。これにより書評文化・出版文化に貢献することを目指す。
(H)出版各社辞・事典デジタル化開発
本事業は、社会教育の基盤をなす良質な辞典、事典、叢書、全集など日本の知的資産のデジタル化、ならびにデータベース開発事業に対する支援である。出版物をデジタル化し、継続的な改訂や部分再利用を可能にすることによって、知的資産の価値を担保。さらにデータベース化により、インターネット上での配信利用可能なコンテンツを形成し、広く利活用を促すことを目的とするものである。
本年度は、(1)『広説 佛教語大辞典』(発行:東京書籍)のテキストデータ作成および構造化、(2)『文藝年鑑』(発行:日本文藝家協会)のテキストデータ作成、(3)『大漢和辞典』(発行:大修館書店)の全文テキストデータ化調査、(4)知識データベース(運営:ネットアドバンス)の配信システムならびに搭載データの継続的なメンテナンスに対して助成を行う。
(I)「東京ブックフェスティバル(仮)」運営助成
日本書籍出版協会への本年度の助成である。出版業界が読書人口の増加や読書ファンの醸成を目指し、読者謝恩、出版物の売上げ貢献を目的とするためにブックフェア開催は必要と考え、東京都内で、一般来場者を目的とするブックフェスティバル開催の計画があり、これに関する助成となる。
(J)出版イベント情報発信ポータルサイト構築事業への助成
日本書籍出版協会が進める、出版文化・読書文化の向上と出版産業の発展および既存の読書ファンだけではなく若年世代等の読書への親しみが希薄な人などの新たな読者層の創出を目的に、出版業界内で行われている読書イベントに関する情報を集約し、一般に向けて広く発信・広報するポータルサイト構築事業への助成である。
既にポータルサイト制作に向けたコンサルタント機関が技術的側面および継続運営を図るために収益性や実現性の調査を進めており、今年度はさらに推し進めていく計画である。本サイト開設後は、常設サイトとして、出版界が将来的に実施予定であるブックフェアと連携しながらの運用を図っていくことになる。
(K)百科事典基盤整備事業へ助成
本事業は、当初の目的を達成したとして、前年度で事業を終了した。
(L)WDDB(世界地図データベース)メンテナンス事業へ助成
小学館が所有し、小学館クリエイティブが行うWorld Digital Data Base(WDDB)のメンテナンス事業及び地理データと地名情報の連携に係る研究開発費に助成する。
WDDBは、アメリカRand MacNally & Companyより導入したGIS(Geographic Information System:地理情報システム)データベースで、日本と世界の精緻な地図であることから、引き続きメンテナンスを継続的に行うことで実用性がより高まることが期待される。
今年度は、1)アジア地域、オセアニア地域、アフリカ地域、および南北アメリカ地域の行政単位情報の更新、2)ヨーロッパ地域、南北アメリカ地域の交通情報の更新、3)アジア地域(東アジアを除く)、オセアニア地域、ヨーロッパ地域の都市人口の更新、などの業務を進める。
なお、当事業は2022年度まで、社団法人 百科綜合リサーチ・センターが行ってきたが、本年度から小学館クリエイティブが継続する。
(М)『週刊読書人』のWEB運営を含む読書推進活動等の書評事業助成
『週刊読書人』は、新たに刊行された書籍が質的にどのような価値を持っているかを評価し、書物を批評(書評)する新聞として、60年以上に渡り独自のジャンルを築いてきた。また、書評だけでなく、書物を選ぶための指針としての役割や、新刊書の情報源としての役割も果たしている。また、読書推進活動を拡大するために、大学生が自ら本を選び書評を執筆する「書評キャンパス」を連載。さらに、図書館との連携企画として日本図書館協会協力のもと「図書館員のおすすめ本」を継続中、2021度より新たに「これからの公共図書館を考える」シリーズも加わるなど、全国図書館との連携によって読者層拡大と出版物の幅広い周知にも務めていく。
本年度は、バックナンバーのWEB掲載及び販売を構想しており、執筆者に許諾専用フォームを設け、実現に向けて動き出している。
これら一連の事業に向けての助成である。
(N)「上野の森 親子ブックフェスタ2023」事業支援
子どもの読書推進会議、日本児童図書出版協会、一般財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)が主催し、子どもブックフェスティバルや出展出版社による作家のサイン会、読者交流イベント、書籍販売など、また国立国会図書館国際子ども図書館と協力した講演会も実施する「上野の森 親子ブックフェスタ2023」は、本年も既に5月4日、5日に、感染防止対策を徹底したうえで22回目を開催。出版社64社が出展、2万6,000人を超える来場者があり、約2万4,000点を販売する盛況ぶりだった。読書推進活動に努めているこの事業に助成した。
(О)「K−BOOK振興会」の運営助成
文学だけではなく、児童書、絵本、人文、実用書など韓国書籍の“今”を翻訳出版して日本国内に広く伝えるために、ポータルサイトとして様々な情報発信をする一般社団法人K-BOOK振興会への助成である。
主な活動は韓国文学の日本国内での普及および周知を図るためWEBサイトを拡充し、書籍だけではなく、韓国の出版・書店事情の紹介、読書ガイド『CHECKちぇっく』の刊行、K-BOOKフェスティバルや韓国文学の翻訳コンクールの開催を予定。
さらに本年度は2000年以降、日本で翻訳出版された日本語で読める書籍が検索できる「翻訳本データベース」をホームページに搭載予定で、書籍調査の完成と検索プログラムを整え、サービスを開始する。また、ホームページやSNSに加えて、YouTubeやポッドキャスト(インターネットラジオ)を活用した広報活動にも注力し、これらを通じた出版社、書店との連携を深めていく計画で、書籍を通じて両国の一層の相互発展を図っていく。
(P)家庭・社会教育開発費等
家庭・社会教育振興に役立つさまざまな研究会やシンポジウム、セミナー、事業などに対して、引き続き助成する。今年度の主な助成事業は以下の通り。
  • @ ブックハウスカフェのリードアラウド読み聞かせ
  • A 日本ペンクラブの文学振興への助成
  • B JPO(日本出版インフラセンター)のJPROを活用した「試し読みサービス」運営助成
  • C JPO(日本出版インフラセンター)の「アクセシブル・ブックス・サポートセンター準備会」広報誌編集制作助成
  • D タッチペンで聞ける「DORAEMON ENGLISH COMICS」
  • E 大道紙芝居「ヤッサン一座」
事業について
学校教育振興
幼児教育振興
家庭・社会教育振興
青少年文化振興
特別支援教育振興
学校性教育振興(日本性教育協会 JASE)
ビデオライブラリー
ビデオライブラリー 貸出し他
新作ビデオとバックナンバー
ビデオライブラリーオンデマンド
「テルミ」ライブラリー
「テルミ」ご案内
「世界 ふしぎ 旅行」のご案内
「スケルトン 生き物のこっかく」のご案内
「新きょうりゅうずかん」のご案内
「テルミのめいろ」ご案内

ページトップに戻る

FAJE 一般財団法人 日本児童教育振興財団 〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町2-5-4 OGAビル 8F The Foundation for the Advancement of Juvenile Education in Japan